令和元年度 栗原市立栗原中央病院 病院指標
病院指標は、当院のDPCデータを用いて厚生労働省の定義により集計しています。
◇対象期間：平成31年4月1日から令和2年3月31日
◇対象者 ：上記対象期間に退院した患者（地域包括ケア病棟のみ・療養病棟のみを除く）
◇対象外 ：入院後24時間以内に死亡した患者、生後一週間以内に死亡した新生児、
保険診療以外の患者（労災保険、自賠責保険、自費等）
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
- 初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞の患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
- その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
| 年齢区分 | 0～ | 10～ | 20～ | 30～ | 40～ | 50～ | 60～ | 70～ | 80～ | 90～ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 患者数 | 59 | 53 | 41 | 60 | 114 | 197 | 604 | 790 | 1,254 | 545 |
診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
内科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 060100xx01xx0x | 大腸ポリープ等（内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術） | 193 | 2.45 | 2.63 | 0.00％ | 69.36 | |
| 040081xx99×00x | 誤嚥性肺炎 | 159 | 24.69 | 20.84 | 6.92％ | 86.17 | |
| 110310xx99xx0x | 腎臓または尿路の感染症 | 114 | 16.25 | 12.58 | 1.75％ | 83.82 | |
| 060340xx03×00x | 胆管結石、胆管炎（内視鏡的胆道結石除去術等） | 59 | 11.31 | 9.79 | 8.47％ | 81.27 | |
| 010060×2990401 | 脳梗塞（発症3日目以内かつJCS10未満）（エダラボン(脳保護剤)） | 44 | 23.07 | 16.13 | 4.55％ | 79.09 |
【解説】
内科では、消化器、呼吸器、糖尿病、神経疾患など幅広い疾患を診療しています。
最も多い疾患は、大腸ポリープで内視鏡的ポリペクトミー手術やEMR（内視鏡的粘膜切除術）を実施しています。消化器疾患では、そのほか、胆管結石に対する内視鏡的胆道結石除去術や、早期がんに対するESD（内視鏡的粘膜下層剥離術）など内視鏡的手術の実績を重ねています。次に多い疾患は誤嚥性肺炎です。高齢者肺炎の大部分が誤嚥性と考えられており、当院の平均年齢も86.17歳と高くなっています。抗菌薬を用いた薬物療法をおこない、口腔ケアの徹底や嚥下訓練など摂食機能療法も実施しています。
内科では、消化器、呼吸器、糖尿病、神経疾患など幅広い疾患を診療しています。
最も多い疾患は、大腸ポリープで内視鏡的ポリペクトミー手術やEMR（内視鏡的粘膜切除術）を実施しています。消化器疾患では、そのほか、胆管結石に対する内視鏡的胆道結石除去術や、早期がんに対するESD（内視鏡的粘膜下層剥離術）など内視鏡的手術の実績を重ねています。次に多い疾患は誤嚥性肺炎です。高齢者肺炎の大部分が誤嚥性と考えられており、当院の平均年齢も86.17歳と高くなっています。抗菌薬を用いた薬物療法をおこない、口腔ケアの徹底や嚥下訓練など摂食機能療法も実施しています。
循環器内科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 050050xx99100x | 狭心症、慢性虚血性心疾患（心臓カテーテル検査） | 149 | 3.29 | 3.01 | 0.67％ | 71.13 | |
| 050050xx02000x | 狭心症、慢性虚血性心疾患（経皮的冠動脈形成術等） | 68 | 4.62 | 4.40 | 0.00％ | 71.50 | |
| 050030xx97000x | 急性心筋梗塞（経皮的冠動脈形成術等） | 45 | 15.84 | 12.37 | 0.00％ | 71.44 | |
| 050070xx99000x | 頻脈性不整脈 | 44 | 15.36 | 7.56 | 2.27％ | 80.02 | |
| 050070xx01×0xx | 頻脈性不整脈（経皮的カテーテル心筋焼灼術 ） | 34 | 5.09 | 5.02 | 0.00％ | 67.29 |
【解説】
循環器内科では、狭心症・心筋梗塞などの虚血性心疾患を中心に、心不全、不整脈疾患、静脈血栓塞栓症などの診療を行っています。
狭心症や慢性虚血性心疾患に対する心臓カテーテル検査が最も多く、2泊3日の予定入院で実施しています。心臓カテーテル検査により狭窄部位を認めた場合、カテーテル治療による経皮的冠動脈形成術や経皮的冠動脈ステント留置術を実施しています。そのほか、急性心筋梗塞に対する緊急カテーテル手術や頻脈性不整脈に対する経皮的カテーテル心筋焼灼術が多く行われています。
循環器内科では、狭心症・心筋梗塞などの虚血性心疾患を中心に、心不全、不整脈疾患、静脈血栓塞栓症などの診療を行っています。
狭心症や慢性虚血性心疾患に対する心臓カテーテル検査が最も多く、2泊3日の予定入院で実施しています。心臓カテーテル検査により狭窄部位を認めた場合、カテーテル治療による経皮的冠動脈形成術や経皮的冠動脈ステント留置術を実施しています。そのほか、急性心筋梗塞に対する緊急カテーテル手術や頻脈性不整脈に対する経皮的カテーテル心筋焼灼術が多く行われています。
外科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 060160×001xxxx | 鼠径ヘルニア（15歳以上）（鼠径ヘルニア手術） | 38 | 4.76 | 4.85 | 0.00％ | 69.42 | |
| 060210xx99000x | 腸閉塞（保存的治療） | 35 | 11.83 | 8.89 | 2.86％ | 73.09 | |
| 060335xx02000x | 胆嚢水腫、胆嚢炎等（腹腔鏡下胆嚢摘出術等） | 31 | 7.26 | 7.13 | 0.00％ | 62.29 | |
| 060150xx99xx0x | 虫垂炎（保存的治療） | 17 | 6.41 | 6.94 | 5.88％ | 36.82 | |
| 080010xxxx0xxx | 膿皮症（保存的治療） | 11 | 10.82 | 12.55 | 18.18％ | 70.18 |
【解説】
外科では、悪性腫瘍（甲状腺・乳腺・食道・胃・大腸・肝胆膵）、動脈・静脈疾患、気胸などの肺疾患およびヘルニア、肛門疾患などの良性疾患を診療しています。
最も多い疾患は鼠径ヘルニア（脱腸）です。鼠径ヘルニアは自然治癒を期待できるものではなく、治療の基本は手術になります。次に多い腸閉塞（イレウス）は保存的療法（腸管の減圧や輸液）を行い改善した患者さまです。保存的療法で改善しない場合や繰り返すイレウスの場合には手術を実施しています。３番目は胆のう炎をともなう胆のう結石です。腹腔鏡下胆嚢摘出術は開腹術に比べて手術の傷が小さく術後の痛みも少ないため回復が早い利点があります。
外科では、悪性腫瘍（甲状腺・乳腺・食道・胃・大腸・肝胆膵）、動脈・静脈疾患、気胸などの肺疾患およびヘルニア、肛門疾患などの良性疾患を診療しています。
最も多い疾患は鼠径ヘルニア（脱腸）です。鼠径ヘルニアは自然治癒を期待できるものではなく、治療の基本は手術になります。次に多い腸閉塞（イレウス）は保存的療法（腸管の減圧や輸液）を行い改善した患者さまです。保存的療法で改善しない場合や繰り返すイレウスの場合には手術を実施しています。３番目は胆のう炎をともなう胆のう結石です。腹腔鏡下胆嚢摘出術は開腹術に比べて手術の傷が小さく術後の痛みも少ないため回復が早い利点があります。
整形外科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 160800xx01xxxx | 股関節・大腿近位の骨折（人工骨頭挿入術、骨折観血的手術等） | 47 | 42.66 | 25.94 | 4.26％ | 85.68 | |
| 160610xx01xxxx | 肩腱板断裂（関節鏡下肩腱板断裂手術等） | 44 | 59.61 | 17.74 | 0.00％ | 67.05 | |
| 160690xx99xx0x | 胸椎、腰椎の圧迫骨折 | 27 | 38.93 | 19.40 | 0.00％ | 82.07 | |
| 160760xx97xxxx | 前腕の骨折（骨折観血的手術等） | 22 | 12.32 | 5.54 | 0.00％ | 62.91 | |
| 160700xx97xx0x | 鎖骨・肩甲骨の骨折（骨折観血的手術等） | 14 | 10.07 | 5.94 | 0.00％ | 37.29 |
【解説】
整形外科では、骨折・脱臼等の外傷を中心に、ひざ・股関節などの慢性疾患、腰痛、坐骨神経痛などのほか、肩・リウマチ・スポーツ障害などの専門治療も行っています。
最も多い疾患は大腿骨頚部・転子部骨折です。人工骨頭挿入術や骨折観血的手術を行っています。高齢者の転倒によるものが多く、術後は在宅復帰に向けてリハビリを実施しています。２番目は肩腱板断裂で、中高年以降に多く、当院では関節鏡下による手術を実施しています。整形外科では、急性期医療（手術等）が終了した患者さまには、一般病棟から地域包括ケア病棟や療養病棟に転棟していただき、医学的管理やリハビリを継続して行い退院後の日常生活へのアプローチを行っています。
整形外科では、骨折・脱臼等の外傷を中心に、ひざ・股関節などの慢性疾患、腰痛、坐骨神経痛などのほか、肩・リウマチ・スポーツ障害などの専門治療も行っています。
最も多い疾患は大腿骨頚部・転子部骨折です。人工骨頭挿入術や骨折観血的手術を行っています。高齢者の転倒によるものが多く、術後は在宅復帰に向けてリハビリを実施しています。２番目は肩腱板断裂で、中高年以降に多く、当院では関節鏡下による手術を実施しています。整形外科では、急性期医療（手術等）が終了した患者さまには、一般病棟から地域包括ケア病棟や療養病棟に転棟していただき、医学的管理やリハビリを継続して行い退院後の日常生活へのアプローチを行っています。
小児科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 0400801199×00x | 肺炎等（1歳以上15歳未満） | 17 | 4.94 | 5.69 | 0.00％ | 2.24 | |
| 060380xxxxx0xx | ウイルス性腸炎 | 17 | 4.06 | 5.39 | 5.88％ | 6.53 | |
| 030270xxxxxxxx | 上気道炎 | 11 | 6.00 | 4.94 | 0.00％ | 4.18 | |
| 040100xxxxx00x | 喘息 | - | - | 6.64 | - | - | |
| 030240xx99xxxx | 急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 | - | - | 5.45 | - | - |
【解説】
小児科では、常勤医１名と東北大学からの非常勤医師により一般外来、入院診療、救急診療のほか予防接種、乳児健診を行っています。
肺炎、ウイルス性腸炎や上気道炎などの感染症が多くなっています。どの感染症も免疫力の低い乳幼児では重症化する場合があり、入院のうえ感染管理を徹底して治療を行っています。また、小児疾患は夜間に症状が重症化するものが多く、救急診療からの入院も多くあります。
＊患者数が10人に満たない場合は、-(ハイフン)表示となります。
小児科では、常勤医１名と東北大学からの非常勤医師により一般外来、入院診療、救急診療のほか予防接種、乳児健診を行っています。
肺炎、ウイルス性腸炎や上気道炎などの感染症が多くなっています。どの感染症も免疫力の低い乳幼児では重症化する場合があり、入院のうえ感染管理を徹底して治療を行っています。また、小児疾患は夜間に症状が重症化するものが多く、救急診療からの入院も多くあります。
＊患者数が10人に満たない場合は、-(ハイフン)表示となります。
眼科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 020110xx97xxx0 | 白内障・片眼（水晶体再建術） | 184 | 3.00 | 2.78 | 0.00％ | 76.71 | |
| 020250xx97xxxx | 翼状片（翼状片手術） | - | - | 3.08 | - | - | |
| 02001xxx97×0xx | 角膜・眼および付属器の悪性腫瘍 | - | - | 7.96 | - | - | |
【解説】
眼科では、白内障手術を中心に緑内障や網膜硝子体疾患等の検査・治療を積極的に行っています。
最も多い疾患は、白内障で水晶体再建術・眼内レンズ挿入眼（その他のもの）を行ったものです。当院では、高齢の方でも安心して治療を受けていただけるよう2泊3日の予定入院としています。
＊患者数が10人に満たない場合は、-(ハイフン)表示となります。
眼科では、白内障手術を中心に緑内障や網膜硝子体疾患等の検査・治療を積極的に行っています。
最も多い疾患は、白内障で水晶体再建術・眼内レンズ挿入眼（その他のもの）を行ったものです。当院では、高齢の方でも安心して治療を受けていただけるよう2泊3日の予定入院としています。
＊患者数が10人に満たない場合は、-(ハイフン)表示となります。
初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
| 初発 | 再発 | 病期分類 基準（※） |
版数 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
| 胃癌 | 26 | - | - | - | - | - | 1 | 7，8 |
| 大腸癌 | - | - | 10 | 10 | 10 | 13 | 1 | 7，8 |
| 乳癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 7，8 |
| 肺癌 | - | - | - | 11 | 25 | - | 1 | 7，8 |
| 肝癌 | - | - | - | - | - | 22 | 1 | 8 |
※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約
【解説】
UICCの病期分類とは、国際対がん連合（UICC）が定めた腫瘍の病期分類です。
T（原発腫瘍の進展範囲）N（所属リンパ節転移の有無と進展範囲）M（遠隔転移の有無）を評価し、各癌の拡がりと進行度をステージに分類するものです。
当院では、癌のステージや種類に応じて、内視鏡治療、腹腔鏡下手術、開腹手術、手術と化学療法の併用、化学療法、内分泌療法等を行っています。緩和ケアやリハビリテーションも行っています。また、がん患者・家族相談支援室、がん患者・家族サロン、緩和ケアチームを設立し、専門のスタッフが様々な相談に対応しています。
＊患者数が10人に満たない場合は、-(ハイフン)表示となります。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
| 患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
|---|---|---|---|
| 軽症 | 18 | 7.28 | 58.50 |
| 中等症 | 94 | 17.53 | 82.82 |
| 重症 | 28 | 27.00 | 84.82 |
| 超重症 | 18 | 22.11 | 86.72 |
| 不明 | 0 | 0 | 0 |
【解説】
成人市中肺炎とは、通常の社会生活を送っている成人が発症した肺炎を指します。重症度は入院時の状態を「A-DROPスコア」の5項目の合計数で評価しています。
当院では、重症度が高くなるにつれて平均在院日数が長くなり、平均年齢も高くなっています。比較的早い段階で入院治療を行い、対象者には肺炎球菌予防接種を行い予防医学にも努めています。
成人市中肺炎とは、通常の社会生活を送っている成人が発症した肺炎を指します。重症度は入院時の状態を「A-DROPスコア」の5項目の合計数で評価しています。
当院では、重症度が高くなるにつれて平均在院日数が長くなり、平均年齢も高くなっています。比較的早い段階で入院治療を行い、対象者には肺炎球菌予防接種を行い予防医学にも努めています。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
| 発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
|---|---|---|---|---|
| 3日以内 | 122 | 27.53 | 82.91 | 4.32％ |
| その他 | 17 | 44.88 | 75.88 | 0.72％ |
【解説】
当院では薬物治療(抗凝固療法・抗血小板療法・脳保護薬の投与等)を中心とした内科的治療とリハビリテーションの併用による治療を行っています。発症日が3日以内の患者さまが多く平均年齢が高くなっています。原因となる基礎疾患の治療を行いながら、出現した運動麻痺、失語症・言語障害や摂食・嚥下障害などに対して速やかにリハビリテーションを行っています。また、他院で急性期治療（手術等）を行った後、当院で継続的なリハビリを目的に回復的治療をしている患者さまもいます。
当院では薬物治療(抗凝固療法・抗血小板療法・脳保護薬の投与等)を中心とした内科的治療とリハビリテーションの併用による治療を行っています。発症日が3日以内の患者さまが多く平均年齢が高くなっています。原因となる基礎疾患の治療を行いながら、出現した運動麻痺、失語症・言語障害や摂食・嚥下障害などに対して速やかにリハビリテーションを行っています。また、他院で急性期治療（手術等）を行った後、当院で継続的なリハビリを目的に回復的治療をしている患者さまもいます。
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
内科
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満） | 203 | 0.28 | 1.30 | 0.00％ | 69.97 | |
| K654 | 内視鏡的消化管止血術 | 42 | 0.79 | 18.83 | 7.14％ | 74.12 | |
| K6532 | 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術（早期悪性腫瘍粘膜下層） | 24 | 0.88 | 7.63 | 0.00％ | 74.50 | |
| K682-2 | 経皮的胆管ドレナージ術 | 24 | 0.92 | 20.71 | 16.67％ | 81.96 | |
| K6852 | 内視鏡的胆道結石除去術（その他） | 23 | 4.70 | 6.22 | 0.00％ | 81.57 |
【解説】
最も多い手術は、大腸ポリープに対する内視鏡的ポリペクトミー手術やEMR（内視鏡的粘膜切除術）です。次に、内視鏡的消化管止血術で、出血性胃潰瘍等の出血に対する止血術や早期胃がんに対するAPC焼灼術等が含まれます。そのほか、早期胃がんに対するESD（内視鏡的粘膜下層剥離術）や、閉塞性黄疸や急性胆管炎に対する経皮的胆管ドレナージ術、胆管結石に対する内視鏡的胆道結石除去術が上位になっています。
最も多い手術は、大腸ポリープに対する内視鏡的ポリペクトミー手術やEMR（内視鏡的粘膜切除術）です。次に、内視鏡的消化管止血術で、出血性胃潰瘍等の出血に対する止血術や早期胃がんに対するAPC焼灼術等が含まれます。そのほか、早期胃がんに対するESD（内視鏡的粘膜下層剥離術）や、閉塞性黄疸や急性胆管炎に対する経皮的胆管ドレナージ術、胆管結石に対する内視鏡的胆道結石除去術が上位になっています。
循環器内科
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K5463 | 経皮的冠動脈形成術（その他） | 48 | 2.79 | 3.75 | 0.00％ | 69.85 | |
| K5461 | 経皮的冠動脈形成術（急性心筋梗塞） | 35 | 0.03 | 16.09 | 2.86％ | 69.03 | |
| K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術（その他） | 29 | 5.10 | 4.97 | 0.00％ | 76.93 | |
| K5951 | 経皮的カテーテル心筋焼灼術（心房中隔穿刺、心外膜アプローチ） | 29 | 1.07 | 3.24 | 0.00％ | 66.97 | |
| K5972 | ペースメーカー移植術（経静脈電極） | 27 | 3.04 | 7.15 | 0.00％ | 80.89 |
【解説】
循環器内科では、狭心症や急性心筋梗塞などの虚血性心疾患に対する経皮的冠動脈形成術が最も多く行われています。足のつけ根や手足の動脈からカテーテルを挿入し、狭くなった血管をバルーンで拡張する手術です。良好な拡張が得られない病変や再狭窄が認められる場合は、経皮的冠動脈ステント留置術により、内腔側からステントを留置し、冠動脈の血流を改善させる治療を行っています。また、不整脈の根治術である経皮的カテーテル心筋焼灼術や、完全房室ブロックや洞不全症候群による除脈性不整脈の方に対するペースメーカー移植術が多く行われています。
循環器内科では、狭心症や急性心筋梗塞などの虚血性心疾患に対する経皮的冠動脈形成術が最も多く行われています。足のつけ根や手足の動脈からカテーテルを挿入し、狭くなった血管をバルーンで拡張する手術です。良好な拡張が得られない病変や再狭窄が認められる場合は、経皮的冠動脈ステント留置術により、内腔側からステントを留置し、冠動脈の血流を改善させる治療を行っています。また、不整脈の根治術である経皮的カテーテル心筋焼灼術や、完全房室ブロックや洞不全症候群による除脈性不整脈の方に対するペースメーカー移植術が多く行われています。
外科
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K6335 | 鼠径ヘルニア手術 | 38 | 1.05 | 2.71 | 0.00％ | 69.42 | |
| K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 37 | 1.32 | 5.32 | 0.00％ | 62.49 | |
| K7193 | 結腸切除術（全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術） | - | - | - | - | - | |
| K714 | 腸管癒着症手術 | - | - | - | - | - | |
| K718-22 | 腹腔鏡下虫垂切除術（虫垂周囲膿瘍を伴うもの） | - | - | - | - | - |
【解説】
最も多い手術は鼠径ヘルニア手術です。鼠径ヘルニアは自然治癒を期待できるものではなく、治療の基本は手術になります。開腹による手術で主に3泊4日の予定入院です。２番目は、胆石性胆のう炎、胆のう結石症に対して腹腔鏡下胆嚢摘出術を行ったものです。腹腔鏡下手術は開腹術に比べて手術の傷が小さく術後の痛みも少ないため回復が早い利点があります。当科では、虫垂切除術や結腸切除術においても腹腔鏡下での手術を行っています。
＊患者数が10人に満たない場合は、-(ハイフン)表示となります。
最も多い手術は鼠径ヘルニア手術です。鼠径ヘルニアは自然治癒を期待できるものではなく、治療の基本は手術になります。開腹による手術で主に3泊4日の予定入院です。２番目は、胆石性胆のう炎、胆のう結石症に対して腹腔鏡下胆嚢摘出術を行ったものです。腹腔鏡下手術は開腹術に比べて手術の傷が小さく術後の痛みも少ないため回復が早い利点があります。当科では、虫垂切除術や結腸切除術においても腹腔鏡下での手術を行っています。
＊患者数が10人に満たない場合は、-(ハイフン)表示となります。
整形外科
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K0461 | 骨折観血的手術（大腿，肩甲骨，上腕） | 48 | 2.56 | 32.98 | 6.25％ | 82.94 | |
| K080-41 | 関節鏡下肩腱板断裂手術（簡単） | 37 | 2.00 | 53.65 | 0.00％ | 64.95 | |
| K0462 | 骨折観血的手術（前腕，下腿，手舟状骨） | 25 | 3.20 | 31.80 | 0.00％ | 60.36 | |
| K0483 | 骨内異物（挿入物を含む）除去術（前腕，下腿） | 19 | 1.16 | 2.74 | 0.00％ | 51.00 | |
| K0463 | 骨折観血的手術（鎖骨，膝蓋骨，手（舟状骨を除く），足，指（手，足）その他） | 16 | 3.13 | 11.69 | 0.00％ | 48.56 |
【解説】
整形外科では骨折観血的手術が最も多く、特に高齢者による大腿骨の骨折が多くなっています。そのほか、前腕(尺骨・橈骨)や下腿（脛骨・腓骨・外果・内果等）、鎖骨の骨折が上位を占めています。次に多い手術は、肩腱板断裂に対する関節鏡下手術です。関節鏡下手術は、体にかかる負担が少なく、術後の痛みも少ないことから主流になっています。整形外科入院患者のほとんどにリハビリを行い退院後の日常生活へのアプローチを行っています。
整形外科では骨折観血的手術が最も多く、特に高齢者による大腿骨の骨折が多くなっています。そのほか、前腕(尺骨・橈骨)や下腿（脛骨・腓骨・外果・内果等）、鎖骨の骨折が上位を占めています。次に多い手術は、肩腱板断裂に対する関節鏡下手術です。関節鏡下手術は、体にかかる負担が少なく、術後の痛みも少ないことから主流になっています。整形外科入院患者のほとんどにリハビリを行い退院後の日常生活へのアプローチを行っています。
眼科
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K2821ﾛ | 水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合）（その他のもの） | 183 | 1.00 | 1.00 | 0.00％ | 76.75 | |
| K224 | 翼状片手術（弁の移植を要する） | - | - | - | - | - | |
| K216 | 眼瞼結膜悪性腫瘍手術 | - | - | - | - | - | |
| K279 | 硝子体切除術 | - | - | - | - | - | |
【解説】
白内障に対する手術が最も多く、高齢の方でも安心して治療を受けていただけるよう2泊3日の予定入院としています。
＊患者数が10人に満たない場合は、-(ハイフン)表示となります。
白内障に対する手術が最も多く、高齢の方でも安心して治療を受けていただけるよう2泊3日の予定入院としています。
＊患者数が10人に満たない場合は、-(ハイフン)表示となります。
その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）ファイルをダウンロード
| DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
|---|---|---|---|---|
| 130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
| 異なる | 13 | 0.35％ | ||
| 180010 | 敗血症 | 同一 | 10 | 0.27％ |
| 異なる | 22 | 0.59％ | ||
| 180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
| 異なる | - | - | ||
| 180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | - | - |
| 異なる | - | - |
様々な基礎疾患を原因として重篤な合併症が発生する場合があります。特に、悪性腫瘍や高齢者など免疫力の低下している方は感染症を発生する確率が上がり、また、手術に伴う合併症を発症する場合があります。そのような場合には原疾患の治療に合わせて症状急変に対応し最善の治療を行っています。
＊患者数が10人に満たない場合は、-(ハイフン)表示となります。
＊患者数が10人に満たない場合は、-(ハイフン)表示となります。
更新履歴 2020/9/28 令和元年度病院指標を公開しました。
当院は、地域の中核病院として一般診療のほか救急医療及び専門性の高い医療を担っており、幅広い年齢層の患者さまを診療しています。
令和元年度に当院を退院した患者さまは3,717人で、そのうち60歳以上の患者さまが全体の86％を占めています。
地域の高齢化に伴い、急性期医療入院に加えて地域包括ケア病棟を併設し、在宅療養後方支援病院として地域の診療所と連携を図りながら、地域包括ケアシステムの充実にも貢献すべく努力しています。